医療社団法人綱島会 厚生病院

糖尿病センター

糖尿病センター

当院は、姫路市内では数少ない糖尿病学会認定教育施設(平成19年1月時点)であり、より地域に開かれた糖尿病専門施設を目指し、病診連携部門を充実していきたいと考え、この度、糖尿病センターを開設いたしました。

現在、糖尿病学会専門医2名、指導医1名、糖尿病療養指導士7名の他、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士等で構成する糖尿病委員会のメンバーと共に、糖尿病に対するトータル的な治療や教育入院、糖尿病を正しく理解していただくための糖尿病教室の開催等を行なっています。

糖尿病について

糖尿病教室

年に6回、患者様及びご家族の皆様、糖尿病に関心のある方を対象に講演会を開催しております。

教育入院

2週間の入院で、クリティカルパスに沿って糖尿病についての学習や検査を実施しています。

教育資材

糖尿病の教育資材も作っています。

※糖尿病ネットワーク、糖尿病リソースガイドに掲載されました。

糖尿病の「低血糖」に対処。グルカゴンを鼻粘膜から吸収、簡便に投与できる。

低血糖時救急治療剤「バクスミー点鼻粉末剤3mg」を発売。

  

室温で携帯できる初の点鼻粉末剤。迅速な救急処置を可能に。

糖尿病患者が激増しています・・・

日本では、この40年間に糖尿病患者は実に50倍に増加し、現在の推定患者数は約700万人、40才以上ではなんと10人に1人が糖尿病と考えられ、近い将来1000万を越えると予測されています。

糖尿病合併症のために失明する人が年間約4000人、新たに人工透析を始める人が年間約8000人と失明や透析導入の原因の第一位が糖尿病なのです。

日本人は糖尿病になりやすい !?

世間では食生活が欧米化したといわれていますが、これは正しくありません。

昭和20年代には穀物(ごはんやイモなど)を1日500gも食べていたものが、今では280gと激減し、脂肪は18gから60gと3倍に増えています。しかし、欧米の人達は脂肪を100gとっている人が多く、正確には半欧米化です。

肥満の頻度や程度も日本人は欧米人にくらべて明らかに軽度です。

にもかかわらず糖尿病患者の数が激増しているのは、ライフスタイル、特に食生活の急激な変化が、長年培ってきた民族の体質にとってマイナスに作用しているからと考えられます。

このように、糖尿病になり易い民族である日本人糖尿病患者の治療は当然、欧米のやり方をそのまま 持ってきても成功しません。ですから、日本人糖尿病患者治療に十分な経験をもった専門医と設備を 備えた病院での検査や治療方針の決定が重要です。

糖尿病療養指導士

  • 新井 詩織 (看護師)
  • 朝野 美砂 (管理栄養士)
  • 富田 徹矢 (理学療法士)

コメディカル部門 学会発表

2019年11月09日、第56回日本糖尿病学会近畿地方会、第55回日本糖尿病協会近畿地方会、大阪府、大阪国際会議場
演題「SAP療法のCGMで看護に注意が必要であった糖尿病の1例」 井上詩織

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